本書は、『規律とトレーダー』を書いたマーク・ダグラスが続けて出版したトレード本です。

主に、トレーダー(投資家)の精神について書き上げられており、
トレーディングシステム開発ではなく、最も重要は事は心理の強化と伝えてくれています。

投資家がトレード(投資)で求める結果を出せない隠された理由を明らかにし、
弱き心や自分を律する為の実践的なプロセスが提示されているのが特徴です。

シストレばかは、随分前にこちらの書籍を拝見させて頂きましたが、
どちらかと言うと、『ゾーン』よりも 『規律とトレーダー』の方が好きでしたね。

今後、システムトレード(統計学重視)戦略で挑んでみたいけれど、
なかなか、感情コントロールできないという方にピッタリ合っているのではないでしょうか。

10段階評価で表せば、この本は評価は、「8」です。

本来はもっと高得点をつけても良い書籍なのですが、
いかんせん、「粋なトレーダーの共通点カテゴリー」は素晴らし過ぎる物が多いので、
差別化を図り、若干、低めに設定しています。

ご興味のある方は、もう1つの書である『規律とトレーダー』を拝見されてみてくださいね。